NPO法人こらぼれーしょん那須は、「余暇活動支援事業」、「相談支援事業」に加えて、「就労に関する支援」を基本事業のひとつと考えています。
私たちは、この「就労に関する支援」について「就労経験に関する支援」という事業名称を用いています。
「就労経験」という言葉を用いている理由は、障害者自立支援法の法律における「就労移行支援」、「就労継続支援」という事業と、私たちの事業を
分けて考える必要があるからです。私たちは、障害者自立支援法に基づかない!事業の運用を目指しています。
この法人の位置する那須塩原市には複数の事業所があり、障害者自立支援法に基づく「就労移行支援」、「就労継続支援」を行っています。
この枠組みにおける支援は充実しつつある実感をもっていますが、同時に、法律に基づくことにより、対象とする人やできる支援に限りがあることも実感してきました。
私たちは、障害の有無、手帳の有無に影響されない対象者の募集、就労経験の場の提供を行っていきたいと考えています。
例えば、学校教育の6年・3年・3年のなかで子どもたちはどのように育ってきたでしょうか?
お子さんの中学や高校における生活は、私たち保護者の中学時代や高校時代と同じように自由なものでしたか?
働くことを前提とした職業訓練的な関わりはどのような比重でしたか?
職業訓練的活動に多く偏っていたり、逆にまったく働く準備状況のないまま社会に出ざるを得なかったり・・・・。
子どもの適性よりも、働く先に子どもを合わせざるを得なかったり・・・・。
子どもを取り巻く環境は一人ひとり異なると思います。
そこで、私たちは、前へ前へと進めがちな子どもの人生について、一度立ち止まり、今後の人生について一緒に考える時間をもつことを第一に考えています。
次に、子どもの適性を時間をかけてゆっくり発見し、磨いていきたいと考えています。
期間は2年の有期限を原則として、現在仕組みを考えています。
障害者自立支援法に基づかない事業運営になるため公的な運営費の補助などはなく、事業費は利用者(メンバー)による負担や寄付金、会費収入、
特定非営利活動促進法内の収益を伴う活動に限られます。健全な運営ができるようにこちらの仕組みも現在考えています。
対象
定員
参加費
申込方法
現在、申し込みを受け付けていません。
ただ、クラフトクラブから始めてみてもいいのかなあ、と考えています。できるところから始めてみませんか。
申込先
現在、申し込みを受け付けていません。
カフェ業務で就労経験
カフェ形式の作業所を最近みかけます。
本業の方からは、「甘く考えないでほしい」、とお叱りをうけることと思いますが、カフェに含まれる業務は多岐にわたり、就労経験の段階を設定するには非常に有効な事業と考えます。
私たちもこの方向で考えています。
趣旨に賛同していただいてご協力いただける方、連絡をお待ちしています。
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